MaisonMargiela/Folders

MaisonMargiela/Foldersは、メゾン マルジェラの作品を新鮮な形で体験できる方法です。このメゾンの過去と未来を定義するアイディア、コードや価値観を讃え、実物資料およびデジタルアーカイブ資料に関する内部調査の結果を、Dropboxのリンクを通じて世界中に公開しています。創業当初の4つの基本理念に関する選りすぐりの章をダウンロードしてご覧いただけます。今後も新たな章を追加していく予定です。

メゾン マルジェラ トウキョウ「2-8-13」で20周年を祝う

2000年9月、私たちは東京・恵比寿の住宅街にたたずむ民家を活用し、メゾン初の直営店をオープンしました。そして2006年、店舗の移転にあたり、私たちは旧店舗から徒歩わずか5分ほどの場所にある、恵比寿南2-8-13に位置する、かつての電機制御機器製造工場を新たな場所として選びました。「メゾン マルジェラ トウキョウ」は、メゾンにとって特別な意味を持つ場所です。恵比寿という土地、そこに広がるコミュニティ、そして既存のものを再利用するという、型破りでありながら意図的な選択。その一つひとつに、メゾンのアイデンティティを形づくってきた思想が息づいています。この場所には、私たちが初めてコレクションを世界へ向けて発表した頃の記憶が、今なお残されています。

メゾン マルジェラ トウキョウ「2-8-13」で20周年を祝う 

「アーティザナル」

メゾン マルジェラのチームが手仕事で作り上げた、ガーメント、アクセサリーやオブジェを含むオートクチュールコレクション。1989年に発表され2012年にラ・シャンブル・サンディカル・ド・ラ・クチュールの認可を受けた「アーティザナル」は、ナンバリングコードの「Line 0」に割り当てられており、当メゾンの創造的言語の源泉となるものです。

「アノニミティ」(匿名性)

「アノニミニティ」は、メゾンの根幹をなすコードのひとつです。創業者であるマルタン・マルジェラの作品には紛れもない独自の個性が表れているにもかかわらず、彼は、デザインにおいて謎めいたアプローチを好みました。マスクもまたこの慣習から浮上したものです。1988年のデビューショーで初めて披露された、薄手の布のベールは、注目をモデルから服そのものへと移したのです。長年にわたり再アレンジを重ねてきたベール、ウィッグ、メイクアップ、マウスピース、そしてマスクは、私たちの基本理念から発展し、創造的な表現手段として、また革新と実験のための枠組みへと進化してきました。

「タビ」

このメゾン初のシューズデザイン。1988年のファーストコレクションで披露されたタビ。日本の15世紀の足袋をインスピレーションにした、足の輪郭をなぞるカットが特徴。

「ビアンケット」

「ビアンケット」は、ブラシストロークをあえて残しながら白く塗り重ね、表面を空白のキャンバスのように変化させるホワイトペイントの技法です。このホワイトのオーバーペイントは、ハウスコードとしての「ホワイト」の延長線上にあるものです。衣類や小物、インテリアなどに施されると、塗料には時間の経過とともに自然にひび割れや色あせが生じ、徐々に使い込まれた様子が表れます。

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